トップ >> プラモデル >> 自動車 >> グロリア オープン No.32
グロリアは、プリンス自動車工業、日産自動車が1959年から2004年まで製造・販売していた上級セダンである。初代BLSI型グロリアは初代ALSI型スカイラインの派生モデルとしてスタート。4代目230型からはセドリックと姉妹車となり、2つを併せて「セド・グロ」と呼ばれた。セドリックと共に、同クラスのトヨタ・クラウンとは、自家用車をはじめタクシー、ハイヤー、パトカー、教習車などの法人需要でも長年の競合車種であった。
<2代目 S40型系(1962年 - 1967年)>
ワイドアンドローのプロポーションを持つフラットデッキスタイルを特徴とする。ショルダーをぐるりと一周するモールから「ハチマキグロリア」と呼ばれるが、シンプルな原型の外装をプリンス会長の石橋正二郎が認めなかったため、市販型では車体随所(ボンネットフード上中央にまで)に多量のモールを追加するデコレートが施された逸話がある。また試作車のデザインがシボレー・コルヴェアにそっくりであったため、デザインを修正したというエピソードも残る。構造面では先代同様のトレー型フレーム、およびリアサスペンションのド・ディオンアクスルを採用。当初は在来型の改良である直列4気筒1,900ccエンジンのみで、のち6気筒モデルを追加した。クーラー等のオプション類も充実したが、自社のトラック向け技術の応用でノンスリップデフのオプション搭載も可能としていた。上位グレードのスーパー6・グランドグロリアは日産・セドリック・スペシャルやクラウン・エイト、センチュリー(いずれもトヨタ)と共に国内の貴賓用として主に用いられたが、特にグロリアは宮内庁に多数納入され、各宮家にも愛用されていた。これはプリンス自動車が御料車プリンス・ロイヤル開発を受託する布石の一つにもなったとされる。量販グレードの販売実績はクラウンやセドリックなどの競合車に比して振るわなかったものの、プリンスの日産自動車合併後まで生産が続行された。
商品名:グロリア オープン No.32 プラモデル
サイズ:1/32 オーナーズクラブ No.32
仕 様:1964年 日産自動車 日産プリンス (昭和39年)
販売元:株式会社有井製作所 株式会社マイクロエース
本 社:埼玉県ワラビ市北町5-11-2
※未制作
※イラストとキットは若干異なります。